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BCP策定時についつい見落としてしまう項目、論点について21~重要業務の継続に必要な要素・資源と再調達困難度~

静岡県BCPモデルプラン【様式5】重要業務の継続に必要な要素・資源と再調達困難度では業務の流れ(フロー 工程)で使用される経営資源について確認を行い、その経営資源が事業継続に与える影響と再調達の難しさについて検証を行います。ここで検証を行う『事業継続への影響度合い』についてどのように解釈して使用すればよいかを考察しましょう。今回も『情報』が与える『重要業務への影響度合い』について考察していきたいと思います。


『事業継続への影響度合い』の考察
静岡県BCPモデルプラン【様式5】重要業務の継続に必要な要素・資源と再調達困難度

『情報』

今回も経営資源の『情報』について考察したいと思います。

前回でも紹介しましたが、情報とひとくくりで言っても事業におkる情報はこれまで紹介した『ヒト』『モノ』『カネ』にも関わることもありますし、また外部資源と言ってもいい取引先や関係先、地域社会などに関する情報もあると思います。また有形・無形資産に関する情報(項目)にも分類され、非常に多岐にわたります。これらが重要業務の業務・作業の過程・工程とどのように関与しているのか、失ってはいけない情報であるのかを確認していく作業になります。


例として静岡県BCPモデルプラン・ガイドラインにある 図表5 『重要業務の手順、依存関係のフロー図(イメージ)』で考察していますが、前回は①注文について考察しました。この①注文だけでも

1.営業担当が持っている取引先情報

2.取引先から受注した製品情報

3.取引成立となる見積もりや注文書(受注内容)

4.受発注システムのID/PW 取説・マニュアル 導入・保守に関係するシステム会社

5.製品構成情報 部品情報(部品のディスコン・代替部品の情報)

6.在庫情報

7.部品・原料の調達先情報 担当者 

8.部品・原料価格の情報

9.部品・原料の入荷情報

といったところがこの①注文の時点で必要になる情報だと思います。

他にも営業担当者個人の情報(経歴・経験・スキル・個人情報)や製品・部品等の関わる特許技術、

原料の法的規制なども含まれると考察しました


次に②製造工程についてですが、ここでもまずはその流れや関係を踏まえて必要な情報を確認します。

1.注文内容の確認

2.製造する製品の構成(図面・構成部品)情報

3.在庫情報

4.製造担当者情報

5.部品・原料の情報

6.製品・assy部品・原料加工等に関する製造工程マニュアル 品質管理

7.インフラとして電気・水道を使用することからこれらの使用量などの情報


注文内容や製品構成情報・部品情報、在庫情報といったことは①注文でも必要となります。

また見積作成時にも共用される情報です。

会社の情報資産として図面や構成部品、製造マニュアルなどは特に重要な情報と言え、門外不出になりますので、取扱いに気を付ける必要があります。

また4.製造担当者情報として図表5では派遣社員と書かれていますので、派遣社員が不良を出さずに生産できるようにしっかりとしたマニュアルを作成することが重要であり、災害後の事業継続を進めるうえでも重要な情報となります。


このように業務フローから必要となる様々な情報を特定し、その情報の重要性を確認することが求められます。

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