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Xコメント集② BCMS組織に関する検証

BCPがうまく機能しない、次の段階に進めない、課題や問題がわからない、そもそも文書作成して終わっている企業のほとんどは運用するための組織ができていない。運用組織が平時の組織体制に組み込まれていない、担当者が明確に存在していない状態では到底運用できるはずがない。


BCMSでの運用組織は言うまでもなく非常に重要である。BCP策定を始める段階でどのような組織体制を構築するかが、その後のBCP策定や演習・訓練等の進捗や有効性のレベルを左右するものとなる。また有事の際の組織を意識した組織構築を踏まえ、全社的に人材選任する必要があり、総務だけでは失敗する。


通常、平時組織にBCMS運用組織がない企業がほとんどである。これは仕方ないことではあるが、そのためBCMSに取り組む企業は0から組織を内部に構築する必要があること、その組織の立ち位置をどのレベルで設定し、権限を付与する必要が出てくる。この意味を経営トップに理解してもらうことが重要である。


BCMS組織はスタートの時点で平時業務で製造・サービスの提供に必要な、すでに存在する組織と違うことから平時業務の中にBCMS組織が活動する必要性を他の組織に認識させることが重要である。BCMS組織はすべての組織、業務に亘って関与する権限を持つことでオペレーション復旧に必要な対策を検討できる。

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