そのBCPに『安心感』はありますか?
- Kiyomasa Mori
- 2024年8月22日
- 読了時間: 2分

BCP策定支援を通じてクライアントが求めていることは『安心感』という価値です。
BCPに関わるコンサルタントの多くは策定手法としてモデルプランを使用した『穴埋め型』の文書策定の支援を主流として行っています。
そこには課題や事前対策のタスクはあってもアクションプランがない、伴っていない、手順が見えないなどの課題が含まれていないのがほとんどです。
資料を集めて、分析評価し戦略を構築するにしても、それらを使用してどのように展開するかまでの道筋なく、終了しているのではないでしょうか?
実際にこれまでにも他のコンサルタントが策定したBCPの見直しや修正、追加などのご依頼を承ってきた経緯から、残念なBCPを見てきましたが、結果的にこの内容では経営層や担当責任者がいざという時の『安心感』が得られていないという結論に至りました。
もちろんBCPを策定したからといってすべての災害や事件、事故で事業を継続することができるわけではありませんが、想定される災害が発生した時に対応できる組織であると思うことができる、それが『安心感』と言えます。
その『安心感』が
・文書を策定したことで納得する経営者
・その文書で組織が機能し、事業継続できるのか?と疑問に感じる経営者
とでは普段の経営に対するマインドの大きな違いを感じることもあります。
苦言を呈するなら
・本気で会社や社員、取引先を守る気があるのか?
・経営者としての怠慢ではないか?
と申し上げたいところです。
BCPを推進する目的は万一の災害が発生した時の事業継続、オペレーションの復旧にありますが、その取り組みの中で平時においても
・組織能力の向上
・ナレッジの保管、活用、
・マネジメントシステムに則った運営
といった組織の向上もあります。
これらの利点も含め再度BCPによる『安心感』を実感していただきたいと切に思っています。
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