モデルプラン型BCPから自社独自のBCPへ
事業継続力強化計画の策定が推進されたことで中小企業をはじめとするBCPへの取り組みは徐々に進んでいます。多くの中小企業はモデルプランによるBCP策定をしていますが、事業継続力強化計画はいわゆる『やる気認定』と呼ばれるもので、まだBCPの取り組みの入り口に過ぎません。またこの事業継続力強化計画の策定をすることでモノづくり補助金の対象になることから、本来の目的とは違ってBCP策定を行った企業もいらっしゃるようです。
しかしながらBCPの認知を広げ、まずは取り組むことを目的とした事業継続力強化計画から、今後は本来の目的である『人命の確保』や『事業継続』といった取り組みにシフトする時期に来ていると思われます。それが題名にある『モデルプラン型BCPから自社独自のBCPへ』の取り組みになります。
モデルプラン型BCPでは災害発生後の初動対応については情報が含まれていますが、事業継続に関する手順や必要な情報は十分とは言えません。そのためこのモデルプラン型BCPに付属する資料やさらなる分析資料等を加えていくことでステップアップ(発展)させる必要があります。
STFではモデルプラン型BCPから自社独自のBCPにするためのご支援をいたします。またBCP文書を使用した演習や訓練を行い、実効性を高めてまいります。
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